2018年06月05日

鉄道ジャーナル

”県境を越える”という魅力的な見出しが気になって
久しぶりに鉄道ジャーナル誌を買う。
上越線や上越新幹線を使って清水トンネルや大清水トンネルを超えるという内容で
沿線には水上温泉や湯檜曽、日本一のモグラ駅である土合駅など
このジジィを愉しませてくれるトピックは多い。

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本編の前にいくつかのエッセイがあり、そのひとつに目が留まる。
長距離フェリーは復権するか?という内容で
ここのところのトラック業界の人手不足で、フェリー業界は活況を帯びているらしく
新造船もいくつか登場しているらしい。
それはJR貨物も同様らしく、ながらく赤字続きだった業績が
2016、2017と二期連続で黒字を計上したとのこと。

ただどちらもトラック輸送頼みの内容で
船内のキャビンはあくまでも大量輸送が前提となっていて
一部の航路ではとても一般旅行者が利用するとは思えない
そんな貧乏くさいシップしか用意されていない。
自分も東京〜徳島の長距離フェリーで旅を計画したことがあるけれど、
殺風景なキャビンに加え、食事は売店のカップ麺とスナックが頼りで
あまりの貧乏臭さにすっかり萎えてしまったことがある。

一般の旅客を取り込もうとすると
この国の企業は豪華にするか、あるいは安価にするかの二通りしか策を思い付かないようだけど
社交ダンスも足を延ばせる湯船も品数の多いバイキング料理も要らない。
決して豪華ではないけれど快適なキャビンと
甲板で夜空に横たわる天の川をいつまでも楽しめる
そんな静かな環境があれば、船旅は一般のツーリストにも積極的に選ばれると思うけれど
まぁこのニッポンじゃ実現は無理だろうなぁ・・・

posted by プロデューサー at 14:07| 暮らし